素晴らしきかなニッポン

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赤坂の焼き鳥 もり穂

焼き鳥とは

焼き鳥(やきとり)は、日本の伝統的な料理で、串に刺した鶏肉を炭火やグリルで焼いたものです。これは、日本の屋台や居酒屋で人気のある料理であり、様々な部位や調理法があります。以下は、焼き鳥の代表的な部位やバリエーションの例です。

もも(腿): 鶏もも肉を使った焼き鳥で、ジューシーで肉厚な部位です。

ささみ(胸肉の内もも): 鶏の胸肉の内側にある部分で、軽い食感が特徴です。

つくね(つくね串): 鶏ひき肉を使ったつくねは、香味野菜や調味料を混ぜて作り、串に刺して焼きます。

ねぎま(ねぎ巻き): 鶏肉とネギを交互に刺して焼いたもので、焼き鳥の人気のあるバリエーションです。

はつ(鶏ハツ): 鳥の心臓を串に刺して焼くもので、コリコリとした食感が特徴的です。

皮(とり皮): 鶏の皮を使った焼き鳥で、パリパリとした食感が楽しめます。

焼き鳥は、タレや塩などで味付けされ、炭火で焼かれることで独特の風味が生まれます。一般的に、ビールや日本酒との相性が良く、居酒屋で親しまれています。

焼き鳥の歴史

焼き鳥の歴史は古く、日本の食文化と密接に関連しています。以下に、焼き鳥の歴史の主なポイントを紹介します。

江戸時代(17世紀~19世紀): 焼き鳥の起源は江戸時代にさかのぼります。当初は、屋台や居酒屋などで提供され、手軽で手に持ちやすい食べ物として親しまれました。

明治時代(19世紀末~20世紀初頭): 焼き鳥は、明治時代に入るとますます一般的な食べ物となりました。屋台や飲み屋で提供され、多くの人に親しまれるようになりました。

焼き鳥専門店の出現: 昭和時代(20世紀初頭~1989年)になると、焼き鳥専門の飲食店が登場しました。これにより、専門店で様々な部位や調理法を楽しむことができ、焼き鳥がより多様なバリエーションで提供されるようになりました。

近代以降: 現代においても、焼き鳥は日本の居酒屋や飲食店で広く愛され続けています。多様な部位や具材を使用した焼き鳥が提供され、様々なソースや調味料で味付けされています。

焼き鳥は、手軽でリーズナブルながら美味しい食べ物として、日本国内外で人気を博しています。その歴史は、日本の食文化と共に進化し、多くの人に親しまれています。

外国人と焼き鳥

焼き鳥は日本国内外で人気があり、外国人観光客や在住外国人にも広く愛されています。以下は、外国人が焼き鳥に対する反応や経験に関する一般的な傾向です。

新しい味覚体験: 外国人が初めて焼き鳥を食べる場合、異なる部位や調理法、タレの味付けなどが新鮮な味覚体験となります。特に串焼きのスタイルは、異国の食文化とは異なる魅力を持っています。

好奇心: 外国人は焼き鳥の異なる部位やバリエーションに対して好奇心を抱きます。ハートやレバーなど、彼らの文化では一般的でない部位も、珍しいと感じて試すことがあります。

居酒屋文化の楽しみ: 焼き鳥は日本の居酒屋文化と深く結びついており、外国人はこの雰囲気を楽しむことができます。友達や同僚と一緒に、リラックスした雰囲気で焼き鳥を楽しむことが一般的です。

日本酒やビールとの相性: 焼き鳥は、日本酒やビールとの相性が良いとされています。外国人もこれらの飲み物と一緒に焼き鳥を楽しむことがあり、日本の飲食文化を体験することができます。

親しみやすさ: 焼き鳥は手軽で親しみやすい食べ物であり、外国人にも受け入れられやすいです。食材がさまざまでリーズナブルな価格で提供されるため、多くの人が気軽に試すことができます。

外国人が焼き鳥を楽しむ際には、地元の人たちと同じように様々な部位やソースの組み合わせを試して、日本の食文化を深く知る良い機会となるでしょう。

もり穂

赤坂にある、小さな焼き鳥屋。こだわりは伊達鶏、というか料理全般に手抜きが無く、これぞおもてなしという見事なお店です。昼も夜も満足できるので、赤坂に立ち寄ったら行って見てください。もちろん、目的地としてもグッド。

 部位によって焼き方を変える。暖かい料理は冷めないタイミングで出す。料理と相性のいい先付とお酒類。すべてレストラン稼業の基本だと思いますが、実際はなかなか出会うことが少ないサービスなんですよね。もり穂には、それがある。

 お店の回転率は高くない。だから一日に何組もおもてなしができないのです。商業主義じゃない、本当のお客さん第一主義。会計も高くない。こういうお店は大事にしたいな、と思います。